■ 合板足場板とは

安全で信頼のおける合板足場板

地球にやさしい、植林により再生産できる木材を使った
軽くて 強い 使い捨てでなく何回も使えるエコ合板足場板
1. 合板とは
 木材は、温度変化によって横方向にはかなり伸縮し、これが大きな欠点とされるが、合板は通常、奇数枚の単板(木材の薄板)を木目の方向を直交させ、接着剤を用いて貼り合わせたものである。したがって、伸縮の割合が極めて小さい。すなわち、合板は木材の膨張や収縮などによる寸法の狂いが小さい。


 2. 合板足場板とは
 合板足場板は、このような合板の特徴を生かして製造された足場板で、単板構成比(表板及び裏板と同一繊維方向の単板の合計厚さに対する比率)を60%~80%にして墝みを少なくし、一層丈夫な構造にして建築工事などの現場の足場として使用されます。
3. 合板足場板に関する国の構造規格と当協会の構造基準
 労働安全衛生規則13条第18号で、特に丈夫でねばり強い輸入のアピトン材やカポール材をフェノール樹脂により接着した合板足場板に対して、「合板足場板の規格」(昭和56年12月26日 労働省告示第105号)が定められています。
 一方、アピトン材及びカポール材の生産地では、地球環境保護の立場から輸出規制が行われており、わが国への輸入が困難となっています。そこで当協会では、これら以外のすぎ、からまつ又はこれらと同等以上の強度を有する国産木材を使用する合板足場板に対する基準(国産材合板足場板安全基準)およびNZパイン(足場板の製造に供するラジアタパイン又はこれと同等以上の強度を有する木材)を使用する合板足場板に対する基準(NZパイン板足場板安全基準)を自主的に制定し、関係者の参考に資しています。
4. 規格又は基準に適合した合板足場板の認定と表示
 当協会では、規格又は基準に適合している合板足場板を認定し、適合金具の取り付け又は表示により、使用が容易に分かるようにしています。
5. 合板足場板の使用場所
 (1)空港ターミナル・鉄道施設・高速道路などの改修工事、野球場などの娯楽施設や大学などの文化施設、神社・仏閣などの文化材の改修・補修など、公共性の高い場所で工事を施行する場合は、安全性と信頼性を配慮し、また災害発生の原因となる火花発生がないので、一定の強度が保証さている合板足場板が使われています。
(2) イベントの仮設スタンドや水上仮設舞台(公園の池に仮舞台を設ける興業)では設置寸法に合わせて合板木材を加工しやすく、濡れによる滑り防止用や取り外しが簡単なことなどを考え、合板足場板が使われています。
(3) 平成20年と21年に合板足場板が使用された主な工事例
 ・羽田空港旅客ターミナル新築工事
 ・大阪駅ホーム改造工事
 ・東京駅復元工事
 ・甲子園球場改修工事
 ・梅田阪急百貨店新築工事
 ・國學院大学図書館工事
 ・京急蒲田駅高架化工事
 ・第二東名高速道路工事
 ・首都高速土木維持補修工事
 ・浅草寺修繕工事
 ・琵琶湖の鳥人間コンテスト舞台
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